今日12月4日の朝、ふとカーディーラーに電話した。車のセキュリティアラームの設定とサイドブレーキの引きしろの調整をやってもらおうと午後に行きますと連絡するためだ。午後車を持っていくとディーラーの敷地の奥に以前の車がまだ置いてあった。作業を依頼し近くまで買い物に行く。小一時間してディーラーから少し離れた高台から、以前の車がちょうど動き出すのが見えた。手前にはキャリアカーが停車している。今まさにナンバーが外された車が運び出されようとしているのだった。まるで車が去る前に僕に最後の挨拶するために、この日のこの時間に、僕をここに来させたのかと思わせた。
僕は昔から’もの’にも命があるように感じている。’もの’も原子から構成されている。何か僕の知識では計り知れない世界が存在すると思っている。特に車はそのときの車の機嫌を感じることができた。
別れ際の’彼’は頼もしい顔をしていた。かっこ良かった。そして優しい新しいオーナーに巡り会って欲しいとつくづく願った。
一緒に過ごすことのできた時間を持てたことにたくさんたくさん感謝します。
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