大好きなラジオDJの秀島史香さんの本。この人の声はすっごく魅力的。もし耳元でささやかれたら、きっと炎天下のバターのようにとろけてしまうことでしょう。
この本は、当初人見知りだった著者が、20年のDJ人生で習得した、人とのコミュニケーションを円滑にするすべをまとめたものです。とても読みやすく、まるでラジオで本人が話しているようにスラスラと読むことができます。社会で生きているということは、だいたい人と接して暮らしているので、そういう意味では、誰が読んでも参考になるノウハウが書かれています。
秀島さんを知ったのは、十数年前、FMラジオのJ-WAVEの夕方の公開番組「GROOVE LINE」。サブMCとしてメインMCとのアドリブのやり取りが面白く、そして魅力的な話し声で引きつけられました。最近では、NHKなどTV番組の出演も増えてきました。
10年目のちょうど今頃、秀島さんにお目にかかれました。退職した日が金曜日で、翌週の月曜日に、今までお世話になった健康組合のある渋谷に足を運びました。用が済んで、同じ渋谷の昔のHMVのビルディングに向かいました。ここに公開番組のJ-WAVEのDJブースがありました。この日のゲストにはアーティストのAIがきていました。特にフロアが大して広くないし、観客席はなく、アナログレコードが並んでいる棚の通路に立って、それぞれ壁側のDJブースを眺める感じです。放送前に到着し、放送が始まったら多くの聴視者で一杯になりました。
と、ちょうど10年前の出来事を思い出しながら読んだのでした。
最後に文章の中の一節。自分のために記録しておきます。
「メモは過去の記録ではなく、未来へのきっかけ」
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(追記)
7月5日の朝、著者の秀島史香さんのTwitterに読書感想を送ったら、いいね、とリツィートしてくれて、それを見た人から「いいね」をいただきました! 嬉しいです(#^.^#)
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