「ドイツ式 暮らしがシンプルになる習慣」 門倉多仁亜著 ソフトバンククリエイティブ刊
著者はドイツ人の母と日本人の父を持つ'66生まれの女性です。ドイツ、アメリカ、日本で暮らした経歴を持っています。ドイツ人の考え方をこの本で知ることができます。
気持ちの切り替えが苦手な僕にとってうらやましかったのは、ドイツでは週末や平日の夜はいっさい仕事の話をしないそうで、仕事とプライベートのON,OFFがはっきりしているのだそうです。発展しているドイツのこの考え方を是非日本でも輸入して欲しいと思ってしまいます。
また同様にいいなぁと思うのは、ドイツ人にはあまり洋服の流行はなく、どちらかといえばそれぞれの自分のスタイルを持っていて、シンプルな装いの人が多いということです。ファッションは自由だけど、TV番組でファッション評論家!?が他人の服装をとやかく評論しているのは、あまり僕は好きではないです。
いくつは僕も門倉さんと同じようなことをしているものもあります。門倉さんは気づいたときに掃除できるようにドアのノブの「ほうき」をかけているそうです。僕も最近ちょこっと掃除するのにいちいち電気掃除機を取り出して、コンセントに挿して掃除するには面倒なので、ほうきとちりとりを用意しておいて、ささっと掃除しています。
ほかにも共通点がありました。
ToDoリストにやらなくてはいけない事を書き出すということです。作者は一冊のノートに書き込むそうです。僕は一枚の紙に書くことが多いです。ノートだとなかなか着手しない項目が目にはいると、なんでやらないんだろうと落ち込むからです。
また銀行口座の番号など重要な番号を一冊のまとめておくというのもあります。僕の場合は電子化したやりかたです。
最後にドイツのことわざがあったので忘れないために書いておきます。
「整理整頓を覚え、好きになりなさい。時間と手間を省いてくれるから」
「はじめなければ、終わりはこない」
ものをほったらかしにしておいても自然と片付くことはない。少しずつでもはじめれば、いつかは終わりがくる、という事だそうです。
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