▽「カーなべ」(上・下) 渡辺敏史著 カーグラフィック刊 2015年1月発行
著者が2005年から2010年に週刊文春に連載していたエッセイをまとめたもの。全部で228編の話が記載されています。
クルマについて詳しいジャーナリストは数多くいると思いますが、この著者はクルマとともにこの社会に切り込んでいく毒舌?な文章や自虐ネタが、「文春」を愛読するクルマ好きではない人にものめり込ませるものがあると感じました。クルマ好きから見ると、そうかこのクルマが発表されたとき、世間はこんなことで騒いでいたんだなぁ、と過去を振り返ることができます。いろいろな雑誌などで記事を書かれているようなので、是非また他の文章を読んでみたくなりました。
クルマ好きはトヨタ車が好きではないとか、ミニバンブームに閉口しているとか、ハイブリットでなくてもテクニックで低燃費走行目指せるとか、そういうことをズバズバいうのが「いいね!」ボタンをポチッとしたくなる点です。
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▽「クルマニホン人」松本英雄著 二玄社刊 2011年6月発行
1966年生まれの自動車テクノロジーライターの著者の思ったことを書いているクルマの本。著者の性格?かクルマを作っている人たちをリスペクトしていて、悪口ではなく、すぐれた点を紹介しています。つまり褒めてのばすタイプ?この本では過去のすぐれたクルマを理由とともに年代毎にピックアップしています。
▽「クルマが長持ちする7つの習慣」松本英雄著 二玄社刊 2008年2月発行
クルマのテクニカルな視点から、どうしたらクルマを長く大事に乗れるかを紹介しています。
▽「通のツール箱」松本英雄著 二玄社刊 2005年6月発行
2001年のクルマ雑誌「NAVI」に連載していた著者のお気に入りの工具を紹介していたものをまとめた本。男はなんか使わなくても「かっこいい」工具を眺めたり、いじったりしているだけでも好きなんだよね。
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▽「自分でできるクルマの補修塗装」橋口盛典著 山海堂刊 2004年8月発行
カーショップの塗料売り場に、無料でもらえる塗料メーカーのクルマの補修ガイドがあります。そののガイドには基本的な補修方法が書かれているけど、この本では、詳しく塗料の特性なども書かれています。
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現在の自動車業界のニュースをまとめた本です。著者は獨協大学の教授。自動車業界に就職を考えている人には、とてもいい本ではないでしょうか。日本だけでなく、米国、ヨーロッパ、中国、インドのクルマ市場状況や、業界の提携の話、最新技術や、将来の展望なども書かれています。いろいろな自動車関連のことを広く浅く網羅しています。気になった項目がある場合は、それぞれの詳しい著書を調べる必要があります。
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▽「FREE TOKYO」ジョー横溝著 ブルース・インターアクションズ刊 2011年1月発行
東京都にある無料で楽しめる場所を網羅している一冊。僕にとって無料は魅力だけど、その場所に行くまでの交通費がかかる点が大きな問題か。
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