このところ、真夏の日々が続いています。梅雨前だというのにね。先月の天気予報ですは、エルニーニョが発生したから、今年は梅雨の期間が長めで、冷夏の予想といっていたのに、梅雨に入る前に暑くなるなんて。
暑さで、だらーとしながら読んだ本です。
▽「2014年版 間違えだらけのクルマ選び」徳大寺有恒、島下泰久著 草思社刊 2013年12月発行
人気の本だけあって、予約者が多かったです。でもそれ以上に誰かが返却しなかったのか、手元に届くまで時間がかかったのでした。予約して半年。でもほぼ新品で来たようなので、新たに購入したのかもしれません。
この本はスポンサーがつくクルマ雑誌だと、悪口を書きづらいのに対して、いいものはイイ、わるいものはダメとはっきり書いているのがいい点です。
徳大寺さんと島下さんで意見が正反対の記述もあるところも個人の意見が反映されていていいです。
とはいえ、今年の「間違えだらけ・・・」は、昨年までのものに比べて、ちょっとパンチが無かったような気もしました。
この本にもちらっと書かれていました。どんなクルマの本を読んでも、燃費第一主義を掲げるハイブリット車は、運転していて面白くないといっています。なのに、日本では'流行'という誰だかわからない仕掛け人の戦略にのせられて、購入する人が多いのですよね。
みーんな、同じが大好きな国民性だからなのかな。
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▽「住まいの修繕とメンテナンス」島崎都志子監修 成美堂出版刊 2014年4月発行
普段の住まいの修繕を、業者に頼むのではなく、自分でやってしまおうと考えている人には、とてもいいバイブル的な本です。
昨日見ていたTV番組で、森英恵の孫娘でDIY大好きな森泉も言っていました。「アメリカでは自分の家は自分で修理するんだよ、だから自分もやるの。」って。彼女は美術センスもいいから、画面でその様子を拝見していて、とても刺激を受けます。自分もやろうって。
以下は本章に書いてあった自分のためのメモです。
・水性ペイントのスプレーをするときは、段ボールの上部と全部を切り取って、中でスプレーする。
・壁で垂直を知りたいとき、5円玉にひもをつけてぶら下げて、垂直を確認する。
・浴室の鏡の水垢を落とすには、クエン酸水を吹き付けて、ラップで湿布する。
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▽「部屋を活かせば人生が変わる」部屋を考える会著 夜間飛行刊 2013年11月発行
この本はなるほど、そうすればいいのか、と基本を学べた本です。
この本の一番いいたいことは、
「人生がうまくいく人と、うまくいかない人を分けているのは、能力ではなく、環境です。」
といったことのようです。
ちなみに「部屋を考える会」の代表は、『もしドラ』の作者、岩崎夏海氏です。
部屋を変えることで、自分を変えなくても、能力が引き出され、人生がうまくいくということを力説しています。
部屋を活かすこと、これを「ヘヤカツ」というのだそうです。
衝撃を受けた言葉は、次のものです。
「ヘヤカツ」とは、部屋に「道」を通し、「流れ」を作ることです。人間は頭で考えているように見えて、実はほとんどの場合、自分の周囲の環境に影響されて行動しています。
環境(=部屋)は人の行動を支配する。このことは建築やデザインの分野ではもはや常識とされています。
そうか自分はこれで、人生をうまく活かせなかったんだな、と納得!?しました。
さて、ヘヤカツをするために最初のポイントは、掃除機をかけるための「道」を考えた部屋のレイアウトすることです。いかに気持ちよく掃除機をかける環境を準備することなのです。「掃除の道」を通せば、ヘヤカツの8割が成功なのです。
住 の 掃除の流れ、
の他は、
衣 の 選択の流れ、
食 の 食器洗いの流れ
があります。
それらのポイントを押さえれば、きっと楽しい毎日が送れるのだと納得しました。
最後に心強いお言葉を。
人は、変わることができる-それは、その人に特別な才能があったり、人並み外れた努力をしたからではありません。ただ、そういう「環境」にあっただけ、あるいは環境を作るのがうまかったからに過ぎません。
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