▽「宇宙が始まる前には何があったのか?」 ローレンス・クラウス著 青木薫訳 文藝春秋社刊 2013年11月発行
このブログに感想を載せる本や映画などは、基本的に面白かったものを載せています。途中で読むのをやめたりした本は、書いていません。
でも今回の本は、ちゃんと読むことができませんでした。難しすぎて(^^;)
でも興味のあることでもあり、また機会があったら再チャレンジしようかな。(図書館の本なのでずーと手元に置いておけないので、一旦返却。)
宇宙はあまりにも短時間の間に爆発(ビッグバン)したあと、膨張しながら拡大しています。まだ100年程度前までは、宇宙はこの太陽系を含む銀河系しか無いと思っていた人類も、今では銀河系は宇宙の一部であり、宇宙全体はとてつもない大きさであることがわかってきました。
そして、もしかしたら、この広大な宇宙も実は一つではなく、複数あるのではないかともいわれています。だとすると、この世界は想像を絶したあまりにも大きい空間であるわけです。
そんな大きな空間の我々の存在する宇宙も、未来には今の膨張から縮小に転じ、また目に見えない大きさまで圧縮され、再ビッグバンが起こるともいわれています。
もちろん、それが起こるのは遙か先であり、人類がこの世に現れてからの時間経過は、宇宙の歴史の時間の中では、恐ろしく短い時間しかないわけです。宇宙の歴史の時間スケールから見たら、人ひとりの一生は、無いも等しい時間なのかもしれません。
なのにこの地球上では、争いが絶えません。特に最近、世界各国での争いごとが増えているように思います。過去の大きな悲しい争いで、リアルタイムで涙を流した人たちも、少しずつ天に昇っていってしまうと、再び大きな悲しみを起こす過ちをしてしまうのではと、懸念してしまいます。
世界中のみんなが空を見上げて、この大きな宇宙の存在を再認識することで、考えが変わると信じています。
0 件のコメント:
コメントを投稿