日曜日, 12月 09, 2018

[12/9 Sun] ▽新説! 春の花粉が秋に飛んでいる!

 この秋、花粉症の症状で辛い思いをしている。頭痛、頭が重い、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目の痒み、目のぼやけ、そしてそれらの影響による、イライラ、やる気がおきない、何もかも嫌になる気持ち。
 昨年までは、秋の花粉によると思われる影響は、大したことはなく、問題は無かった。
今年は春の花粉症状と同等、最近では春でもおこさないひどい症状が秋の今、出ている。
春の時期はアレルギーの薬を1月から服用するのだけど、秋は服用していない。今回、遅れ馳せながら症状が出てから、アレルギーの薬を服用したが、今のところ効果が見られない。

 当初は、秋の花粉症になったと思ったが、実はそうではなく、このところの温暖な秋の季節により、春の花粉が飛んでいるのではないかと仮説を立てたいと思う、
今年は、夏が早くから訪れ、秋も地域によっては12月に夏日の気温を記録している。
花粉は大量飛散しなくても、少しの飛散でも吸い込めば症状は出てしまうのだ。

 ということで、素人の分析として、『春の花粉が秋に飛んでいる』という仮説を声高らかに叫ぶ今日ここ頃の自分である。


火曜日, 12月 04, 2018

[12/4 Tue] ▽books 2冊

今年は、気候がとても異常な日々が多いです。
早めの夏が到来し、猛暑続きでした。
秋には、木枯らしが11月中に吹かず、39年ぶりに木枯らし1号がありませんでした。
そして今日も気温が20度近くの温かさ。外に出るとかすかに夏の香りを感じました。

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▽「漫画 君たちはどう生きるか」吉野源三郎原作 羽賀翔一漫画 マガジンハウス刊 2017年8月発行

このマンガ版は、今年の最も売れた書籍だと、先日見ていたTVで話していた。図書館で予約したのは、多分去年だったような気もする。人気の本だ。

このブログで既に原作の小説のことは書いた。この漫画版はそのまま漫画で表現したものと思っていた。でもそうではなく、おじさんから主人公のコペル君に書いたノートの部分は文章であるが、基本は原作にあわせた独自の話を漫画として表現している。
普段本を読まない人にもとっつきやすいし、先述のおじさんからの大事な話のノート部分は、小説表現的なので、これを読むと本を読まない人が、普通に本を読む習慣がつくのかもしれない。

内容のいじめ問題、貧困問題といった現代となんら変わらない社会的な問題は、いつの時代もあり、完璧な解決することができないのかもしれない。小説版では、いじめの’先輩’の名前が出てくるが、漫画版では「気をつかって」(?)か名前を出さず、’先輩’と表現している。自分と同じ名前が悪役だと、小説版では少しは気になってしまっていたのだ。

この本の原作は太平洋戦争が始まる少し前。本の中では社会は世界中が網の目のようにつながって、人類は生きていると表現している。お互いを思いやって生きていく大事だといっているが、現実は、数年後、利権をめぐって戦争に突入してしまう。一部の人間が原因で悲惨なことが起きることはやりきれないと思う。

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次の一冊。



▽「『好きなことだけで生きる』フランス人の後悔しない年齢の重ね方」 ドラ・トーザン著 大和書房刊 2016年12月発行

日テレの朝の情報番組『ZIP!』のMC川島海荷ちゃんが、愛読書だと言っていたので、読んでみた。
フランス人の考え方は納得してしまうような気がする。
こんな事が書かれていた。

フランス人は生き方で楽しんでいる。服装はDIYして個性を出す。セール好き。
パリジェンヌはシンプル、シックを好み、少ない服でどう着こなすかを考える。
自分にしかその価値がわからないもの、それが宝物。フランス人の得意は、一度使い始めたものは、使えなくなるまで長く使う。捨てるにしても、リペアできるかチェックする。リペア、リサイクル、そして別の使い方を探す。

この「別の使い方を探す」というのが、自分の気持ちと一致します。

「好きなことをする」、「好きな人と居る」、「好きな場所に行く」、「好きなものを持つ」、「自分のスタイルで生きる」がフランス人の基本的な考え方のようです。
そして、衝撃的なのは、「セックスレスになったら、関係を解消する」!? ということ。とてもはっきりした国民なのだと感心しました。もちろん様々な方がいるとは思いますが、さすがフランスです。