火曜日, 10月 31, 2017

[10/31 Tue] ▽book ボクたちはみんな大人になれなかった

 今日で10月もおわり。あっという間に一年が過ぎ去ろうとしています。

 現在自分の年齢は58歳。 丁度、半分の29歳の11月に籍を入れたので、僕の人生の半分が、独身時代で、もう半分が結婚後の人生というわけだ。

 今までもよく「現在の年齢の半分の年齢は、いくつだろう?」と考えたりしていた。15歳が真ん中だと思うと、あの頃は自由だったなぁ、と思ったりしていた。

 今日読み終わった小説は、誰もが似たような男女の体験をしたり、考えをもったりして、懐かしさを感じるらしい。(書籍の帯にある著名人のコメントから判断して)

▽「ボクたちはみんな大人になれなかった」 燃え殻著 新潮社刊 2017年6月発行

たぶんテレビ番組の中での書評を見て、この本を読んだ。著者はTwitterでのつぶやきが評判だったらしい。

 過去の描写が、別に見たわけではないけど、何か懐かしさを感じ、男女間のコミュニケーションもなんとなく憧れるような関係だった。

 昔も今のSNS時代も、求めていることは同じだった!?

 最も最初の章のタイトルが、インパクトがある。
 それが、
「最愛のブスに”友達リクエストが送信されました”」
 だった。


木曜日, 10月 19, 2017

[10/19 Thu] ▽ゴーヤ日記2017(14) 実験

10月19日 木曜日 種を蒔いてから173日目

 久しぶりの植物日記の更新。前回8月19日なので、ちょうど2ヶ月ぶり。

 このところ、気温が急低下して、12月初旬の気候に。そうなるとゴーヤも成長が止まり、一斉に黄色く熟す恐れがあると思われます。

 そこで、ゴーヤの実にラップを巻いてみました。この実験、効果があるかどうか。






 写真は北サイトの模様。南サイトのゴーヤの実にもラップしてみました。

 現在5cm以上のゴーヤの実の収穫数は、89本。捕らぬタヌキの皮算用計画では、90本がトントンラインなので、クリアすることは確定的になりました。

 北サイトは、写真のとおり、葉がだいぶ茶色くなっていますが、ゴーヤの実はあと10本はあります。

 南サイトは、まだまだ緑がうっそうと茂り、花も咲いている反面、今年も北サイトに比べて、実の付き方がとても少ないです。本来、夏のグリーンカーテンが目的ですから、実が採れなくても良いのですが、それでもどうせなら実が欲しいです。

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追記 10/20

 最近、何十年ぶりの気候という天気情報を良く聞く。この日の寒さは、10月の寒さとしては、12月中旬並みで、60年ぶりだそうだ。50年ぶりとなると既に、この世に生を受けているのだけど、今回は生まれる前であったのであった。
   

木曜日, 10月 12, 2017

[10/12 Thu] ▽book 忘れていた記憶が蘇る

 10月でも暑い日があったり、寒くなったりと日々の気候がめまぐるしく変化する今日この頃。
 世間では唐突に発生した衆議院の解散によって、選挙活動が活発になっている。おととい共同通信の電話アンケートで衆議院選挙について聞かれた。毎日新聞に11万人超のアンケート結果が出ていたが、自民党、公明党の与党が300議席超えの模様と、発表されていた。実際の選挙ではどういう結果がもたらさせるのであろうか。

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 ▽「ちびっこ広告図案帳 1965-1969」おおこしたかのぶ編 オークラ出版刊 1999年12月初版発行 2003年6月第二版発行

この本は、1965年から1969年の間に、少年、少女漫画雑誌に掲載されていた広告を集大成した本です。カラーででかでかと掲載された大手企業の広告もあれば、雑誌の後ろの方に1ページにいくつもの会社の白黒広告などがまとめられています。

 本を開いた途端、昔の記憶が蘇りました。僕は、小学校1年くらいから「少年サンデー」、月刊誌の「少年画報」を愛読していたのだけど、当時食い入るように眺めていた広告がそのまま鮮やかに掲載されていて、「あっ、これこれ!」と細かなところまで、みていたことがしっかりと蘇ってきた。

 大手お菓子会社の広告で、漫画やアニメのキャラをパッケージに印刷されたお菓子の包み紙を送ると、販売していないオリジナルのキャラ商品が当たる、といったページは、何度も眺めていた。また同じ時期に開業前の父親が、勤務先の病院から帰宅する際に、週一で買ってきてくれたプラモデルが、数多く広告として掲載されている。めちゃくちゃなつかしい。コレ作った!あっ、これも、と。でもたくさん作ったけど、いつの間にか無くなっていた。母親がきっとさっさと捨てていたのだろうと今になって思うのである。

 当時の広告をちらっと見ただけで、記憶がすーと蘇り、過去の世界に戻ることができる。最近、過去に大ブームにあったラジカセを展示したイベントがあったりするけれど、今まで自分で見たり、触れたり、活用したりしたものに、再び「再会」すると、なんか脳が喜んでいるように思える。

 以前このブログで感想をかいた「いい空気を一瞬でつくる」(秀島史香)をちょうど今再読していたのだけど、その中で、「プルースト効果」といって、『意識的に覚えているのではなく、ふとしたきっかけで呼び覚まされる記憶で、「無意志的記憶」』だそうで、食べた味や、においなどの五感の作用で思い出される記憶のことなのだ。

 断捨離で何も手元から、無くす生活もありだろうけど、ふと、それを見たり、触れたりして、当時の楽しんだ時間にタイムスリップできることをいいことだと思うのである。








日曜日, 10月 01, 2017

[10/1 Sun] ▽巣立ちⅡ 

 前回のブログアップした「巣立ち」では、月曜日に家を出るかと思ったら、新しい住まいの片付けができていないからと、その日の夜、長男は巣立っていった。

 急遽、最近滅多にしないすき焼き鍋で、仕事でいない長女を除き、3人で夕食することにした。それも黒毛和牛を奮発したのであった。
長男の新しい仕事場は、話をよくよく聞くと、自分が16年ほど前に仕事に行っていた場所の近所だった。ガス会社の研究棟を建設するとのことだ。

 本人曰く、正月まで帰ってこないとのこと。まぁ、帰っていたところで、やることもないし、仕方ない。

 巣立ってから一週間くらいは、なにか寂しい気持ちで一杯だった。長男は仕事の関係で朝早く家を出て、帰宅も11時過ぎが普通だったので、朝、昼、晩と家で食事はせず、顔を合わせる時間はとても少ない。土曜日も出勤だし、日曜日も昼頃起きてきて、ブランチを食べて、3時頃にはどこかへ出かけてしまっていた。

 最近はそんな感じでも、26年近く一緒に暮らしていたのだから、寂しさを感じるものだなぁと思った。あとは、普段の家事で、洗濯の量が減り、アイロンがけが少なくなり、楽といえば楽だが、今までと違った生活パターンが寂しさを呼ぶのかもしれない。

 買い物も、長男が好きだったフルーツたっぷりゼリーや、100%果汁ジュースを買わなくなり、少し買い物リストの品が減った。

 なんといっても、長男が遅刻しないようにと、朝4時半起床していたことが無くなり、すっかり夜明け前に起きられないようになってしまった。

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 ブログを書こう、書こうと思いつつ、1ヶ月近くも経ってしまった。

 前述のようなことを書くつもりで、時間が経つと、新しい生活パターンに慣れてしまい、長男の部屋のリノベーション作業を少しづつ行っている。

 長男の私物はまだ残っていて、クローゼットは占有しているのだけど、机やリフォーム時に作り付けで作った壁の棚は、空いているので自分の荷物を少しづつ移動している日々なのです。

そんなわけで、寂しさはすっかり慣れてしまい、新しい生活リズムで過ごしているのであった。


PS 14歳になるネコだけは本来の夜行性を取り戻しているのか、いまだに朝2時半や3時半に起こす毎日である。