火曜日, 3月 24, 2015

[3/24 Tue] ▽Movie 君に届け

 今年に入ってTVドラマを昨年より多く見ている感じです。 昨年のドラマは各局警察モノが多かったのが食傷気味だったかも。
 今やっている「マッサン」のNHKの朝の連続ドラマは、毎シーズンを見ています。最近の朝ドラから多くの若い俳優、女優がブレークしています。いや無名のベテランも大きくブレークしたりもしていますね。 
 同じNHKの大河ドラマは、「龍馬伝」、「江~姫たちの戦国~」、「平清盛」は見ていたけど、2013年から見ない習慣となっていました。今年の「花燃ゆ」は再び見ています。
 1月からは日テレ「○○妻」、「学校のカイダン」、TBS「流星ワゴン」は必須の視聴、フジ「銭の戦争」、「デート」、「問題のあるレストラン」はぱらぱらと見ていました。現実離れした予測不能な展開が好きなせいか「○○妻」や「流星ワゴン」は好きです。「学校のカイダン」はストーリーより、主演の広瀬すずちゃんの可愛らしさと、声が好きで見ていた感じです。

 ドラマはストーリーの面白さで見る場合と、好きな出演者が出ているから見る場合があります。

 好きな出演者といえば、多部未華子ちゃん。朝の連続ドラマを見る習慣になった作品が未華子ちゃんの「つばさ」(2009年放送)からでした。その多部ちゃんの映画をこの間DVDで見ました。

 
▽ 「君に届け」 監督:熊澤尚人 出演:多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜 東宝映画 2010年公開

 多部ちゃん目的で、TV画面の前で手作りのポップコーンとコーラを用意して見ました。そうしたらストーリーに引き込まれてしまいました。

 すこし変わった家庭で育った多部ちゃんが演じる黒沼爽子は、雰囲気から「貞子」と呼ばれ、クラスになじめない子でした。しかし、その外見とは裏腹に、けなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の三浦演じる風早翔太は、黒沼に好意を抱いていました。爽子は風早の言葉からほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく、ほんわか温かい物語です。

 結局続けて3回見てしまいました。多部ちゃんだけでなく、最近気になっていた若い蓮佛美沙子ちゃんにも目を奪われていました。蓮佛ちゃんは、2013年のTBSドラマ『潜入探偵トカゲ』に出ていました。同じく出ていたミムラちゃんを見たいがために見ていましたが、蓮佛ちゃんの明るいキャラが気になり、それ以来気になっていました。今年の「○○妻」でも出ていましたね。

 この「君に届け」は、今週金曜日にTVで放送します。それは4月から始まる「ドS刑事」の主演が多部ちゃんなので、その告知のようです。

 多部ちゃんがすぐ近くの生田スタジオにいるというだけで、気持ちが高ぶります。




日曜日, 3月 22, 2015

[3/22 Sun] ▽Books & Movie 「ウイスキー」

 今年は花粉症による鼻水も、目の痒みも今のところ全くない。そのかわり体中にカサカサができ、体中に痒みができた。アレルギーによるものだ。もしかして花粉症より怖いPM2.5だったりして!?
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 毎朝見るNHK連続ドラマ『マッサン』もついに今週で終わってしまいます。内容はニッカウヰスキーの創始者。竹鶴政孝と妻のリタをモデルにした話。

 このブログでは昨年の10月に竹鶴さんの著書を紹介していました↓
http://wildhomemaker.blogspot.jp/2014/10/1028-tue-book.html

 先日今年の世界で最も美味しいウイスキーに昨年に続き、ニッカの「竹鶴17年」が選ばれたようです。飲んでみたいな。いつも行くスーパーでは、以前最も安価な「竹鶴」の棚が空っぽでした。世間はウイスキーブームに火が付いたのかな。

 連続ドラマでウイスキーをグラスでテイスティングしているシーンを見ていると、ますますウィスキーを飲みたくなってしまします。そんなわけで、昨年から今年にかけて、ウイスキーのことを知りたくなり3冊ほど読みました。
 
 
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 ▽「ウイスキー銘酒事典」橋口孝司著 新星出版社刊 2004年11月発行

  まずはこの本からウイスキーとは、ということを学びました。今代表的なウイスキーの5大産地は、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、そして日本です。
  ウイスキーは主にブレンドして美味しい商品になります。だからいろいろな味が存在するわけです。ワインについて詳しくありませんが、ウイスキーの方が多種多様な製品があるのではないでしょうか。行きつけのBARで、世界のウイスキーを味わってみるのは、未来の夢です。

 
▽「ゼロから始めるウイスキー入門」土屋守著 メディアファクトリー(カドカワ)刊 2014年3月発行

  この本は昨年の発行の新しい本です。世界の売れ筋の銘柄を知ることができます。

  ちなみにウイスキーのスペルは、WiskyとWiskeyのふたつがあります。'e'が入るか入らないかです。決まっているわけではないので混在はしているようですが、スコッチ系がeなし、アイリッシュ系がeありなのです。
  ウイスキーは香り、味わいにいろいろな表現があります。それもとても変わった表現があったりします。是非さまざまなフレーバーのウイスキーを飲んでみたいものです。

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 ▽「シングルモルト&ウイスキー事典」北村聡監修 学研パブリッシング刊 2014年9月発行

  この本は図鑑のような本です。数多くのウイスキーの銘柄を紹介しています。
 
  是非、世界地図や蒸留所近辺の風景写真を眺めながら、その産地のウイスキーを入れたグラスを傾けて
みたいものです。

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   ▽「天使の分け前」(原題The ANGELS'S SHARE) ケン・ローチ監督 2013年4月日本公開 イギリス、フランス、ベルギー、イタリア合作映画
 
  このところ洋画は吹き替えを好んで見ているので、久々に字幕のみの映画を見ました。
 
  前述の「ゼロから始める。。。」のコラムに書かれていて、興味を持ったので早速図書館にサイトで検索し、予約したものです。 タイトルの「天使の分け前」とは、ウイスキーが樽の中で熟成されている間、1年で2%ほどが蒸発されてしまいます。それを天使が飲んでいるからという洒落た表現です。
  タイトル通り、ウイスキーに関連した話です。スコットランドのグラスゴーが舞台。犯罪を犯した若者が、刑を終えたものの、社会に受け入れてもらえない日々。社会奉仕活動の指導者と出会い、ウイスキーの魅力を知り、人生を変えていく話。映画の中で蒸留所の様子を見ることができます。

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  最後に気になった言葉。「父同士が仲が悪いから、(息子の)俺たちもケンかする」といったセリフがあった。これは世界の国同士にも同じこと言えするかもしれない。過去の国民同士が仲が悪かったとしても、今の新しい人たちは仲がよくてもいいじゃない。



土曜日, 3月 21, 2015

[3/21 Sat] ▽卒業式

 いままで良く聞いた言葉に、「子どもの成長は早いわよ。すぐに学校卒業しちゃうから。」

 今日は、2人目の子どもの大学の卒業式。おとといまで大学の友達連中と沖縄に行っていた。

おみやげに泡盛と、雪塩ちんすこう、そして沖縄紅福餅を買ってきた。きのう、明日卒業式だからと唐突に話した。きっと本人は親が卒業式に来られるのは嫌だろうからと、本人には聞かずに、大学のホームページで卒業式を日程を確認してみた。午前中は、大学の各キャンパス全員合同の4700人が有楽町の国際フォーラムで式を行い、午後それぞれのキャンパスの教室で学科ごとに学位授与式があるようだ。そしてどうやら親が午前も午後も参加できない様子だ。だから行かないことにした。
 
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 そんな卒業する長男の就職先の世界は、良くわからない。先月図書館に行った時、入り口近くに立てかけてあった本を借りて読んでみることにした。

▽「建築の仕事につきたい!」 広瀬みずき著 中経出版刊 2011年2月発行

 この本は「教えて、先輩!私の職業シリーズ」という職業を紹介する本で、中学生以上がその職に興味を持った人が、その世界を知ることができるようになっています。

 なぜ、この本を読んだのかというと、長男が建築会社にこの4月に就職するものの、自分が建築業界について知らないことだらけなので、興味を持ったわけです。著者は1973年生まれの女性一級建築士です。著者は、本の副題にある「大切にしたい、日本のものづくりの心」というように、建築の仕事をする上で、しっかりした信条をもって仕事に携わっていると感じました。
 
 建築の仕事といっても、さまざまな建築物があるわけだし、建築物を完成させるためには、さまざまな職種の人がその専門の仕事をするわけです。そして多くの人々が協力して建築物を作り上げる仕事です。人とのコミュニケーションが、とても大事であることがわかります。

 以下、心に響いた言葉の抜粋です。

 人に対してもものに対しても「ここがよい」と表現できるようでは、本質で「よい」といっているのではないと思います。本質でいいもの、相性のいいもの(人)は、説明しきれない心地よさを人に感じさせるのです。そういうとき、人は「なんかいい!」としか表現できません。
もし、自分の作品が、誰かに「ここがいいね」を超えて「なんかいいね」と言われる日が来たら、それこそものづくりをしている人の本望といえるかもしれません。

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 私は、設計という仕事を通じて、人の住まう場所を作り出す仕事をしていますが、フランスの信子さん夫妻と暮らしているうちに、人の暮らしにとって何より大切なことは、大切な人と寄り添って日常を生きること、それだけで十分幸せなんだ、ということを知りました。

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 建築の現場でものづくりをしている人びとは、みな、よりよいものを作ることだけに専念し、それが「仕事」であることを忘れているかのようです。自分のお給料のことや労働時間のことを忘れ、没頭しがちです。そして、目の前の建物が着々と仕上がっていくところを見ると、ストレスなど吹き飛んでしまいます。
 一方、ものづくりが芸術活動と違うのは、お金と時間の制約がある中で結果を出すという厳しさです。人がものを作るには、材料だけでなく、人が働いた時間そのものにもお金がかかるのです。
(中略)
簡単じゃつまらない、それが仕事です。


無事、大学を卒業できた長男。これから社会に出てめいいっぱい活躍してくれることを望んでいます。