月曜日, 9月 24, 2018

[9/24 Mon] ▽ゴーヤ日記2018(15) 南のゴーヤとピーマンの初収穫

9月24日 月曜日 種を蒔いてから北サイト157日目 南サイト120日目

北サイトから遅れて、2ヶ月弱、やっと南サイトのゴーヤを収穫しました。(種を蒔いてからの差は、16日遅め) 少しでも大きくと思っていたら、本日だいぶ黄色くなってしまいました。


南サイト1号 長さ15.5cm 124g
 しかし南サイトは、現在1号を含めて3本しか実が成っていない。なぜこんなにちがうのでしょう?

 ちなみに北サイトは、今日2本収穫して、合計45本が収穫しています。

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 昨晩、ピーマンを収穫しました。10コ近く成っています。


 昨晩は、収穫直後なので、生のピーマンを’刺身’として、ゴーヤの刺身とともに食しました。


 生でも苦みがなくてとっても美味しかったです。

金曜日, 9月 21, 2018

[9/21 Fri] ▽books 2冊

 今日は東京では、8年ぶりの気温の低さらしい。10月下旬の15℃くらいらしい。野良猫もベランダに用意した段ボール箱のシェルターに入って、寒さをしのいでいる。

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▽『君たちはどう生きるか』吉野源三郎著 マガジンハウス刊 2017年8月発行


本の売り上げベスト10で、マンガ版とともに上位に位置づけられていた作品です。図書館に予約して、やっと手元に届きました。
この本のはじめには、池上彰氏が解説を書かれています。著者は、1899年(明治32年)生まれで。1981年(昭和56年)に亡くなりました。児童文学者であり、編集の仕事をされていました。1931年(昭和6年)に治安維持法違反で逮捕されたこともありました。この本は、昭和12年に発行されました。第二次世界大戦が始まろうとする頃に書かれたわけです。
戦後の昭和37年、42年と漢字やかな遣いの修正をしたものの、そのままこの書籍は、現在で生き続けています。

はるか80年前に発行されたこの内容は、今でも共通する問題を描いています。
言葉の言い回しなどは、戦前や戦後まもなくの映画に出てくるような話し方だったりするの、その点は時代を感じさせます。しかし80年っても、人間の考えることは変わらないのだと感じさせます。

内容は、当時の中学の2年生の学生コペル君(ニックネーム 15歳)が、歴史や社会から、いろいろなことを考えます。学校のいじめ事件の話もあり、「人」って今も昔もなんら変わらないじゃないかと思い知らされます。

また、この本の哲学的な考えを身につけていれば、世界の人々ととの共存を考えていれば、中国大陸進出も、太平洋戦争突入も、違う形で、いや戦争そのものが起きることはなかったのかもしれません。

この本を読んでいると、偉いお坊さんに説教を受けているような感じを受けました。
この本は道徳の授業に適した内容であると思います。いい本だと思います

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▽『はるか HAL-C』 宿野かほる著 新潮社刊 2018年6月発行

これもTVか何かの読書レビューで面白いと言われていた小説。
最近、さまざまな分野で注目されているAI(人工知能)。この物語は、未来のAI技術により、亡くなった人間をあたかも生き返らせたようなシステムを作り上げたお話です。

運命により小学生で知り合った男女は、お互い気になる存在であったが、運命はすんなりと二人を結びつけることはなかった。そんな二人もゆくゆくは結婚にたどり着くのだけれど、1年あまりで妻はるかは交通事故で亡くなってしまう。システムエンジニアの夫、賢人は莫大なお金をかけて、最愛のはるかをAI技術で蘇らせる。
といったお話。

現代の技術を土台に、未来ではこんなことができるのではないかといった世界が描かれています。その技術的なところは、大変面白かったです。
たまたま、この作品の前に読んだ『ひと』(小野寺史宜著)では、人と人の会話がとても素晴らしかったせいか、この作品のセリフのやり取りや言葉の表現が、薄っぺらく感じてしまいました。内容の設定が良かっただけに、その点が悔やまれた気がしました。




月曜日, 9月 10, 2018

[9/10 Mon] ▽book ひと

久ぶりに小説の感想を。

おっと、チコちゃんじゃないけれど、ボーっと生きていたら、このブログも始めてから今年の6月で丸10年経過していた。当初は、何年たったとか、今回で○○ページやらと、書き込んでいたのに、ボーっとしていたら、10年を経過する6月はとうに過ぎていた。滅多にブログにアクセスしていないからしょうがないけど。

この10年、小説を読んでいると30分もしないで、いきなり眠気に襲われる。以前は仕事場に向かう際、電車の中では、あのゴトンゴトンのリズムは読書にはとてもいい感じで、読みやすかった。今は滅多に電車に乗らない。たまに電車に乗ったり、病院や薬局の待ち時間にこの間読んでいたのは、30数年ぶりに本棚にあった黒柳徹子のエッセイ『窓際のトットちゃん』(文庫本)だった。自分も幼いころ遊んだ九品仏のお寺が登場するので、親近感を感じるのだ。

 TVなどで、この本はいいですよと、おすすめがあるとつい読んでみたくなり、図書館に予約するのだけど、とても人気だったりして、半年してから手元に届く。眠くなったりするので読むのに時間がかかるから、借りられる期間の2週間でゆっくり読もうと思っても、どういうわけか、まったく異なるタイミングで予約した小説が、一気に3冊予約の順番が来てしまう。なぜ?といいたくなる。

▽「ひと」小野寺史宜(ふみのり)著 祥伝社刊 2018年4月発行


 とても読みやすい小説だった。1時間読んでも眠気は出ず、ぐいぐい読んでしまう作品だ。
 主人公は母親に鳥取で育てられ、大学進学のために東京で一人暮らししている20歳の大学生。しかし母親の不慮に事故で亡くしてしまい、結局、大学も2年の途中で中退する。その後、たまたま出会った多くの「ひと」と接することで、人生がより良い方向に進んでいく。ひとの温かみをとても感じる作品。東京という冷たいと思われる街でも、ひとの温かさは存在する。僕が好きなシーンは、鳥取の高校で同級生だった女子と、街で偶然出逢い、そのあと二人の行動や会話がとてもキュンキュンしてしまった。誰にでも有り得そうな何気ない日常の中を、とてもいい感じで表現していると思った。



土曜日, 9月 08, 2018

[9/8 Sat] ▽ゴーヤ日記2018(14) 


 昨日、約一年間横須賀で一人暮らししていた長男が、現場の仕事が終了したので、実家に戻ってきた。建設業界は人手不足で大変らしい。来週からは新宿の現場に通う予定だ。

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9月8日 土曜日 種を蒔いてから北サイト141日目 南サイト104日目

 今年のゴーヤは、暑さが続いていることや、肥料を変えたことによってだと思われるが、多くの実がおおきく育っている。

 昨日の時点で北サイトは30本収穫。長さも13cmから15cmと今までは数少なかった大きさが数多く育っている。
 南サイトは、雌花が何本か確認しているが、大きくは育っていない。


 そしてピーマンの実が成り始めている。食材で使用したピーマンの種を植えて実ができるのは嬉しい。
  暗いので、フラシュたくと。。
  全体で、5コ以上の実が成り始めている。

それに対してグレープフルーツの葉を毛虫が食べていることが発覚。このところ、アゲハチョウや紋黄蝶がゴーヤの花を目当てにと飛んでいると思っていたけど、もしかして柑橘系の葉を目的にしていたのだろうか。回復できるといいのだが。