水曜日, 4月 06, 2011

[4/6 Wed] ▽今日のお店の様子

 ブログの更新が1週間滞っている。ということで先週に続きお店の状況。未だに開店前から並ぶ人はいるものの、1週間前より少なくはなっている。商品も増えつつあるものの、卵、納豆、牛乳は「ご家族1個」の制限があった。パンは個数制限は解除している。お米もトイレットペーパーも充分商品は並んでいる。
 納豆の生産量が少ない理由は、納豆パックの容器、ラベル、そしてタレのビニールのような石油製品が納豆屋さんに納入されないことであるとTVでやっていた。納豆は人によっては何週間も食べなくてもいいという人もいるが、僕は納豆は必需食品だ。納豆とご飯があればそれだけで食事は満足なくらいだから。


 今から1142年前、西暦869年平安時代の貞観(じょうかん)十一年に東北地方で大きな地震が発生した。2004年から東大地震研究所など大学グループが現地調査して研究している、2007年に発表した研究内容では、1000年前の地震、津波と今回の地震、津波が非常に似ているらしい。この研究を活かして今後の地震津波対策を考えていたと思うが、間に合わなかったことになる。しかし仮に1000年以上前の大地震を解明しても、今、生きる人たちが1000年前の大地震が再びこの時代に発生するとは思わなかったのではないだろうか。
 明治時代1896年に発生した明治三陸津波により多くの被害で出たことから、当時の先人は子孫のために「ここより下に家を建てるな」という石碑を立て、それを忠実に守ったこの石碑のあった地域の現代の人たちは助かったとニュースで報道していた。


 現代の我々は1000年後の日本の人たちのために、この時代の大災害を知らせなくてはいけない。仙人がいるならば、是非その人(!?)が未来の人に知らせればいいのだが、残念ながらいらっしゃらないのだろう。1000年後までその時代時代毎に形が変わるであろう、データの記録や言語をバケツリレーのように、そして変換しながら各時代に伝えていく必要があるのかもしれない。

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