水曜日, 6月 22, 2016

[6/22 Wed] ▽ゴーヤ日記2016(11) 深さが大きく育てる?

 今朝のNHK「あさイチ」では、子どもの発達障害の特集をやっている。番組内では、2歳の子どもで意味ある単語をすることがなく、専門家の指導を受けている様子をやっていた。最近の研究で発達障害の子のための対応方法が進んでいるようだ。アメリカの研究で効果があると言われているのが1秒以内で、できたことをほめるということだ。これはとても大きな効果を上げられるらしい。
 
 番組を見ていて、今更だけど、自分は発達障害だったということに気がついた。遙か昔の、半世紀以上も前の話だから記憶も少なくなっているが、祖母からは、「あなたは3歳になってもしゃべらなかった」といわれていた。

 自分もかすかな記憶を辿ると、友達と会話というものができたのは、小学校の中学年くらいからではなかったかと思う。友達から何か聞かれても、言葉が出なかったような気がする。

 自分の母親は、自分を産んですぐに亡くなっていて、「あさイチ」で放送されているように、両親が一生懸命、言葉を発しない可愛い子どもに、話せるように愛情たっぷりに接しているのは、現代だからなのだろう。 自分は、継母からは冷たい言葉しか与えられないし、実質生活を共にしていた祖母も明治時代の女性だから、「甘い」言葉など発せられない。テレビで効果があるという「ほめ言葉」は、ほとんど無かったといっていいかもしれない。

 発達障害だと告白した栗原類さんがゲストに出演しているが、彼のお母さんはシングルマザーで、「障害は長い時間をかけてなおせばいい」といっていたそうだ。

 発達障害の子は、自分のお気に入りのことを一生懸命やる傾向があるようなので、そういう子どもは、とことん好きなことを一生懸命やっていれば、大人になった時、それは大きく花開くのではないかと素人ながら、ふと思いました。

 こんなダメな(発達障害だったと今更知るような)自分であるけれど、もし今悩んでいる親は、焦ることなく、個性だと思い、人と比べることなく、人それぞれ成長の手順は違うものだと思ってもらえれば、少しは気持ちが落ち着くのではないかと思った次第である。

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6月22日 水曜日 種を蒔いてから48日目。


  普通のプランタよりの、4リットルの焼酎ペットボトルの鉢植えの方が、成長が早く見られる。これは、根が土壌深く伸びるほど、上へも大きく成長するのではないかと素人ながら、仮説をたてました。だから理想は、プランタや植木鉢ではなく、地球そのものに直接植えるのが、大きく育てるにはいいのかな、とも思いました。

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 人間もゴーヤも実は同じで、深ーく根を伸ばすこと、つまり子ども時代に興味あることを深ーく追求することで、幹は上へ大きく伸び、それは、大人になって大きく成長すること、そして立派な実が成るのではないかと考えた、そんな朝であった。






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