日曜日, 4月 20, 2014

[4/20 Sun] ▽Movies 「お城の戦いと図書館の戦い」

 今のところ、花粉症は一過性の症状だったようで一安心。
 
▽「のぼうの城」 野村萬斎主演 犬童一心・樋口真嗣監督 2011年作品 
  
 
  この作品を図書館に予約していたけど、とても人気で、手元に届いたときには、すでに今年TV地上波で放送していました。すでにTVで見た作品だけど、何度見てもいい作品だと感じます。僕の好きな映画として5本の指に入ると思います。
2011年秋に公開予定が、作品の中の水攻めシーンがその年の3月の震災をイメージさせるからと、1年公開が延びてしまったそうです。
 
 ストーリーは実話を基にしたお話。秀吉の命で石田三成が今の埼玉県行田市にあった北条勢の成田家「忍城」を攻める。秀吉軍2万人の兵に対して500人の軍勢で戦うことになる。城主成田長親は、(でく)のぼう様と呼ばれるが、百姓に人気の人物であった。秀吉軍の「水攻め」作戦を回避するやり方が奇想天外のやり方だった。

時代劇をあまり見ないけど、この作品はいままでの時代劇とは違う雰囲気があります。あまり歴史に詳しくなく、また当時の言い回しや単語が聞き慣れないから、意味を感じ取っていたけど、2回目に見たとき障害者用の字幕をオンにしてみると、台詞が字で見ることができて、言ってる意味がよーくわかります。聞き慣れない同音異義語もあるので、字で見るとたとえその言葉が始めてでも、漢字で意味が理解できる点で、’漢字’というものは素晴らしいと思いました。
 そして監督二人と狂言師、野村萬斎さんのオーディオコメンタリー(映画を見ながら雑談する音声)で、映画制作の裏話が聞けて良かったです。 


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▽「図書館戦争」出演/岡田准一・榮倉奈々 佐藤信介監督 2013年作品 角川映画

 僕が小学生高学年か中学生になったころだったか忘れたけど、テレビでやっていた洋画で、すべての本を焼き尽くさなければいけない未来の話を見て(タイトルは覚えていない)、こわーい感覚がありました。この映画でも冒頭のシーンで図書館で書籍を火炎放射器で焼くシーンが出てきます。

 話は昭和の次が正化という元号に。そして30年経ち、公序良俗を乱す書籍を武力で排除しようとする法が成立。対抗組織の図書隊と戦う話。

 話が面白いから前半面白く見ていたけど、後半がもう少し面白くできなかったのかな、とも思いました。前出の「のぼうー」との共通点三つ。TBSがバックで製作。榮倉奈々が出演。小田原のキーワード。榮倉奈々は、TVドラマに出始めたとき、どうかな?と思ったけど、いい女優さんだなぁと最近思ってます。可愛いし。

 映画って、ホントにいいものですね。



 

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