水曜日, 9月 10, 2014

[9/10 Wed] ▽book ドラマの背景を知る

▽「戦前・戦中期 昭和時代」 読売新聞昭和時代プロジェクト 中央公論社刊 2014年7月発行

全569ページの厚い本です。一部大正の話から昭和の戦中までの詳細な事柄が書かれています。

この内容はとても興味があり、読売新聞で週一で連載している内容をまとめたもの。僕はこの二年くらい記事を取り置きしている。ゆっくり読もうとしていたら、先に書籍が発刊されていることを図書館で知りました。

この時期は、今毎日放送しているNHK「花子とアン」の時代とちょうど同じで、花子が生きている時代の背景を知ることができます。

大正時代から昭和戦前の時代は、今の時代にも似た華やかさ、活発さがあったようです。世界不況から、第二次世界大戦に流れていきますが、最初はなんとも思わなかった小さな火種が、あっという間に燃えあがっていくような気がします。

当時日本が世界連盟から脱退した原因の満州侵攻は、今の世界が避難しているロシアと、対立しているウクライナの関係にも関連しているようにもおもいます。また現代は、約20年前のソビエト連邦崩壊や数年前の「アラブの春」による政権交代で、昔からの民族間の対立の争いの再燃、そして宗教の違いからの争いと、方々で悲しい争いが起きています。

日本が過去の世界大戦により東京オリンピックや万国博覧会が中止された歴史が、再び繰り返しされ、全世界を巻き込む戦争により、2020年の東京オリンピックが中止になるようなことがないよう強く願っています。


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