後でわかったことだが長男は記憶していた受験番号で、あまり人が来ていないキャンパスの掲示板から合格番号を探していた。「ああ、やっぱりないか」とがっかりした。念のためバッグから受験票を取り出してみると記憶していた番号と違っていた。正しい番号で探すとあったのだ。その場を見ていたわけではないが、きっと長男はガッツポーズを撮ったに違いない。
これで受験の日々は終わった。結果をみるとセンター試験利用の2つの私大の試験を含め、7つに受験のうち、6つ合格、1つがだめであった。 昨年11月の模擬試験では国公立の合格は到底難しい判定値だった。私大もけっして合格確実圏内などはなかった。親から浪人はできないからと言われていたので、いろいろと受験したわけだが、こんな結果なら受験数を減らして受験代金を節約したかったと悔やんでしまう。とはいっても合格発表が毎日続いた一週間はハラハラしながら毎日合格を祈っていたのだが。
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おととい大学の入学式が中止という知らせがあった。このところ各大学で、地震の影響から入学式を中止、あるいは延期、または全学部での入学式をやめ学部毎に実施するといった変更発表がある。長男は入学式に着るスーツを持っていなかったので、地震のあった翌日にちょうどセールをしていた洋服の青山で、お値頃スーツを買ったのだった。しかしいつ着ることになるのだろうか。
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