火曜日, 2月 12, 2013

[2/12 Tue] ▽book 7冊目の断捨離

▽「断捨離 なぜ”捨てられない人”「うつ」になりやすいか?」 中村究/やましたひでこ著 主婦の友社刊

  このブログの過去アップした断捨離の本は6冊。今回で7冊目です。アップしていない本もあるはずなので10冊近く読んでいるのかもしれません。
  今回は「うつ」との関連性を主とした精神科医の中村氏の著書です。断捨離のコンセプトは「モノを捨て。片づけることで、心を整理し、人生をごきげんに変える方法」です。つまり断捨離の行動がうつを防ぎ、またうつから回復することができる認知行動療法といえるのです。

 本書のエッセンスを少しばかりアップ。

 ○ 取捨選択という行動と実践を繰り返すことで、自分の気持ちに素直になり、自分の気持ちに寄り添っていく。そして、本来の自分の思考と感覚と感性を取り戻し、内面からたくましくなっていく。
 
 ○ 断捨離はひとつ残し、ひとつ捨てるという小さな作業を継続的にやることで自分自身に関わる、自分に関心を取り戻すことができ、生きることに対してエネルギーがわくと考えます。

 ○ モノでも行動でも、それを選択し享受する主体が自分以外の存在にあったら、常に他者に気を遣い、顔色をうかがい、緊張していないといけないでしょう。一方自分自身で選択するということは、ある種の責任や孤独を覚悟しなければなりませんが、余計なことを考えることなく、とても軽やかに清々しい気持ちでいられるものです。


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