金曜日, 7月 08, 2011

[7/8 Fri] ▽48年前の世界 コクリコ坂から


 今日渋谷公会堂いやC.C.レモンホールに来週から公開される『コクリコ坂から』の試写会に出かけてきました。あまりにも観客が多く、招待状があるにもかかわらず時間ギリギリに到着した人たちはホール内に入場できないという人気の状況でした。C.C.レモンホールに改称されてから初めてです。随分ホール自体が綺麗になったように感じました。
 『ゲド戦記』に続く宮崎吾朗監督による作品。東京オリンピックの前の年、昭和38年の横浜が舞台の学園モノともいえる物語。この作品より5年前を描いた映画『三丁目の夕日』的なノスタルジックな情景が描かれています。描かれている景色や家の中の家具や電気製品、ガスコンロなどなど、懐かしさを感じ取りました。
会場でもらったチラシをみると原作は1980年頃の『なかよし』に掲載されていたマンガが原作だそうで、企画の宮崎駿さんの目に止まった作品のようです。
 個人的に感じたのは、宮崎駿さんはこの作品の中で、いいものは長く大事に使おうよ、というメッセージを受けました。なにもかも前のモノを壊し、捨てるのではなく、大事に大事にしていこうという気持ちです。渋谷に向かう途中の電車の中で読んでいたのが、『断捨離のすすめ』(川畑のぶこ著)でした。その’断捨離’にもリンクし、いいものを長く大切に、いらないモノは捨て、むやみに買うことなく、そして生活を綺麗に保つということが共通点に感じたのでした。

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