日曜日, 10月 23, 2011

[10/23 Sun] ▽Fun to Drive.

     先日の新聞記事に一ヶ月に読んだ本の数の調査結果が出ていた。一ヶ月間に1冊以上読んだ人と一冊以下の人ではほぼ半数のようであった。自分の最近の状況は平均一ヶ月で10冊くらいじゃないかな。読むときはガンガン読むし、読まないときは全く読まないので一ヶ月をならすとたぶん10冊くらいだと思う。
   
   「間違いだらけのエコカー選び」 徳大寺有恒著 海竜社刊 
    徳大寺さんは「間違いだらけのクルマ選び」のヒット本を長年執筆している自動車評論家の大御所である。この本では最近のエコカーというものにズッバっと切り込んでいる。エコは大事だけれどもクルマを楽しく乗れることを忘れてはいけないと言っている。
    徳大寺さんはフォルクスワーゲンのエコと運転の楽しさを両立させていることを褒めている。世界一の自動車会社トヨタに対しては、プリウスというハイブリットシステムのすばらしい燃費性能のクルマを開発したことは大変すごいことだと述べている反面、走る楽しさがクルマの構造上伝わってこないといっている。燃費向上を強く押し進めるあまりにコンピュータ任せになっているからだそうだ。
      徳大寺さんは変わった切り口でポルシェ911がエコだとも言っている。それはポルシェのクルマは使い捨てのようにコロコロ買い換えることなく、大事に長く乗るユーザが多いので結果エコだと言っているのだ。そのへんの細かい説明は本の中で確認を。
走りの楽しさ、気持ちよが失われれば、若者の車離れは当たり前だと僕は思う。

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