月曜日, 10月 24, 2011

[10/24 Mon] ▽82年前の今日は木曜日だった。


 NHKの連続ドラマ『カーネーション』。前作の井上真央主演『おひさま』を毎日見ていたものだから、つい続けてこの作品も見はじめています。大正時代から始まり、今は昭和の初め。自分の今は亡き親父が生まれた頃です。女学生たちは「はいからさんが通る」のような身なりで、とても風情があります。この頃は平和な時代だったようです。
  
 今日の内容では主役の糸子(尾野真千子)が、勤めていたパッチ屋(だんじり祭の男の人がはくズボン屋さん)をクビになりました。理由は経済不況によることが原因だったのです。糸子が滅多に読まない新聞を見ると「不況」の文字ばかりがあったようでした。
 
 奇しくも今日は10月24日。82年前の今日はアメリカで株価が暴落した「暗黒の木曜日:Black Thursday」です。世界大恐慌の始まりでした。ドラマがあえてこの日にあわせて不況の話題にしたのは、あらかじめ計算された脚本だったのでしょうか?

   3年前のリーマンショック後、現在では中東では民主化運動により、国の治安が不安定になり、ニューヨークを始め世界の各地で貧困・格差反対の若者中心のデモが起こっています。歴史的にみて大きな大きな動きの前触れなのかもしれません。歴史は繰り返すのだとしたら、過去をよく研究しなければいけません。「今は昔と違う」という台詞はたぶん昔から使われていた言葉ではないでしょうか。そして結果同じ轍を踏むのかもしれません。それが歴史は繰り返すことなのでしょうか。あまりに難しくて自分にはわからないのが正直なところです。

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