月曜日, 8月 11, 2014

[8/11 Mon] ▽books 夏休みの宿題、読書感想文その1

 暑いとブログを投稿しなくなる。。。と暑さを理由にしてしまう体たらくな僕です(^^;)

 たまった本の感想文を書きます。

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▽「片づけたくなる部屋づくり2」 本多さおり著 ワニブックス刊 2014年2月発行

表紙のデザインを見てもそうだけど、著者は無印良品的なシンプルでデザインのセンスがいい感じです。
この本のパート1は2012年発行で10万部を超えたベストセラーだと、カバー裏に書かれていました。
シンプルな一般的な生活を題材にしているので、大半の人にヒントになることが書かれていて人気なのかもしれません。

自分の生活を赤裸々に写真付きで説明しています。自分の洋服も所有している服を全部取り上げ、どのようなサイクルで着ているかも書いています。
モノを増やさないようにするには、「見える化」も大事なやり方。目につくようにすることで、ムダに買い足すこともないし、ダメにすることもなし。
掃除が大事なことは、わかっているけど、汚れているのを見つけたら「すぐやる」っていうのが苦手です。僕は見てみないふりをしちゃいます(>_<)
大事なのは動線の片づけ。片づけないと掃除できないと面倒になるから、動線はしっかりと片づけを。つまりそれは「めんどくさい」と思わせないための準備かもしれない。
メラミンスポンジでいろいろな場所をきれいにする手軽さは早速実行できそうだし、エアコンの室外機の上にクロスをひいて、ベランダ居酒屋は、わざわざテーブルが無くてもいいわけで、創意工夫で楽しめそう。いろいろなヒントがあります。
鍋での炊飯の方が、早く炊けるし美味しいとわかってからは、炊飯器を処分してしまった著者。
この本では部屋の片づけだけでなく、旅好きの著者の旅を楽しむノウハウも掲載しています。



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3冊の本をまとめて

▽「わたしのウチには、なんにもない3」ゆるりまい著 カドカワ刊 2014年5月

先述の「片付けたくなる部屋づくり」を真剣にやってしまったような人の本。
内容は漫画。漫画家のゆるりまいさんは病的なほど、捨てることが好き。だから家にはホントに必要なモノしかないという。捨てたくはないから、買うときはじっくり考える。

先日TVの映画紹介で「365日のシンプルライフ」をやっていました。何も持たない男のシンプルな生活を映画にしたようです。この映画を見ると誰でも片付けしたくなる見たい。是非見なくちゃ。



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▽「断舎離 なぜ捨てられない人は「うつ」になりやすいのか?」 中村究(きわめ)/やましたひでこ著 主婦の友社刊 2012年10月発行

以前一度読んだ本のはずなんだけど、また借りてきてしまった。読み出すとまた感動して読み続けてしまいました。
中村さんは九州の精神科・心療内科医の先生です。

二人の対談から抜粋
中村さん
「うつ病の人にとって、断舎離が心のサプリメントになってくれればいいですね。
大事なのは普段の生活の中でモノを捨てて環境を整えることで、自分自身が楽になること。「やらないとダメな自分」という考え方は入れ替える。断舎離が、自分を大切にするトレーニングになれば、それは認知行動療法という、動いて心を整えることにつながるかもしれません。」

やましたさん
「断舎離は依存、いわゆる執着を手放し、状況にジャッジを与えず、感情や状況のあるがままを受け入れるんです。
怒っている自分・・・・というふうに、自分を客観的に見つめること、無意識の領域を意識していくことで、本来の自分を取り戻すことができると考えます。」

「ムカツク!」でもなく「ムカついてはいけない!」でもなく「これにムカついている私がいるわけね」と客観視できるかどうかです。」
自分を客観視して、感情を承認することができれば、自分と関係性の悪いもの、何を許せないと思っているのか、どうすれば自分を大切にすることができるのかがわかり、自己肯定感が高まります。
そして外部の避けられない刺激に対してわいてくる感情が変わり、ストレスに対する閾値を高めることも可能。
自分もモノも尊重する。
もし自分を大切にできないのであれば、自分とモノとの関係を見直すことが最初のステップ。
断舎離とは選択決断。選択決断とは、自分の思考と感覚と感性の取り戻し。

読んだ時は決意するんだけど、一晩寝ると決意がどこかへ。。。 へへ(^^;)


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▽「ピカピカ掃除&洗濯術」 川崎市民石けんプラント監修 日本文芸社刊 2007年11月発行

よくテレビで見る重曹やクエン酸などで掃除をするノウハウが書かれています。普段便利だからと合成洗剤を使ってしまいますが、できれば敏感肌のためにも自然の物質を利用したいです。だけど、慣れるまで時間がかかってしまうなぁ。

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