水曜日, 5月 30, 2012

[5/30 Wed] ▽book 子供の影響



「たのしくわかる建築のしくみ」     監修 高橋 俊介  ナツメ社刊

 最近、図書館で建築関連の本が目に付くと読んでいる。長男の専攻学問の関係からだと思われます。もとろん専門的な本ではついて行けないので、ビギナー向けの本が中心だけど。

 明治以降建築も西洋化が進んだ日本ですが、それまでの神社仏閣、お城などはとても素晴らしい技術で作られていることがわかります。夏の暑いときを涼しくする工夫もそうですよね。
 あの法隆寺の耐震技術もスカイツリーに応用されているように、地震国日本では昔から地震対策のノウハウがたくさんあります。この本にも建物を造る際にその土地の昔の名を調べた方がいいと書いてあります。沢とか窪、沼などの名前がある場所は、地盤が軟らかい可能性があるからその対策を取る必要があるといことです。地名はその時代の都合でころころと替えてしまうことに問題があるように思います。テレビで見たのですが、三陸沖の大地震で被害を受けた地域で、今は違う地名ですが、過去の地名を調べると地震に関連した名称で、未来に子孫に地名でその旨を伝えようとしていたようです。
 
 未来に過去の過ちをおかさないためにいかに情報を伝達するかは難しいことなのかもしれません。だから歴史は繰り返されてしまうのかもしれません。

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