月曜日, 1月 13, 2014

[1/13 Mon] ▽books 一気に放出、溜まりに溜まった読書感想文!?

 昨年の11月から書籍の読書感想文!?を書いていないことに気がつきました。
足早に書き綴りたいと思います。


▽「ネコの心理学 愛猫の気持ちがもっとわかる!」武内ゆかり監修 西東社刊 2013年9月発行
 ネコのことがいろいろと楽しく書かれている本。イラストも多く漫画的な感覚で読めます。タイトルどおりネコがこんな時どう思っているかを解説しています。
 ネコも人と同じで歯周病に気をつけないといけなんだよね。なかなか歯のブラッシングはやっていないのだけど、やらないといけないんだいね。耳掃除は気持ちいいからと、ネコも大人しくしているけど、歯磨きは好きじゃないみたいだから、押さえつけて、爪攻撃を避けながら大変なんだよね。

 僕はネコたちのおかげで癒されています。

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▽「片づけが苦手な子が驚くほど変わる本」有賀照枝著 青春出版社刊 2013年4月発行

 小学生以下の子を持つ親をメインターゲットに書かれている本。基本的に親が片づけが下手だと、子ども同じになってしまう? だから親に対して片づけのポイントを教えている本なのです。基本は断舎離と同じ考え方といっていいと思いました。
エピローグからポイントをピックアップ。

・自分は変わらず、他人を変えようとするエネルギーは自分に向けたほうがよっぽどエネルギー効率がいいものです。
自分が変われば他人を変えることだってできるのです。

・片づけは、単なるモノの収納や整理整頓ではありません。「わが子を自立した大人に育てる」基礎をつくります。

・著者のモットーは「部屋磨きは自分磨きに通じる」

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▽「レンズが撮らえた150年前の日本」小沢健志監修 山川出版社刊 2013年8月刊
以前にも昔の日本の情景を写した写真集を読んでいますが、そのときにも感じたのは150年前、江戸時代末期や明治時代初頭の日本人の顔をみると、現代人と変わらないと思うことです。髪型やファッション、体の大きさは違うけど、今の日本人とさほど変わらないと思うのです。
 過去の貴重な情景を写真で記録されていることが、その後に生まれてくる人たちが、画像としてのメッセージを見て、様々なことを考えさせてくれます。関心したことは、江戸時代の頃、外国人の写真師が日本人の暮らしをスタジオで再現して(当時の写真技術ではリアルな生活を撮影できなかったから?)、数多くの写真で記録として残していることです。カラー写真が当時あったら、もっと良かったけど、一部絵はがき用に手で着色している物もあるので、当時のカラー情景も見ることができます。
 現代はGoogleのストリートビューや、TwitterなどのSNSで全世界の写真が記録されているから、未来の財産として貴重な記録集になるのではと思います。

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▽「自動車のしくみ パーフェクト事典 知っておきたい基本構造から最新技術まで」 古川修監修 ナツメ社刊 2013年11月発行

 本のタイトル通り、基本的なクルマの仕組みから、最近のクルマの新技術まで網羅しています。この本は今まで読んだ自動車の仕組み関連の書籍中、最も写真とカラー図解が多く、わかりやすい短い説明文で構成されていると感じました。
写真もただ並んでいるのではなく、デザインやレイアウトを考えた構成で、眺めているだけでも楽しさを感じます。

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▽「買わない習慣 お金に頼らずかしこく生きる」金子由紀子著 アスペクト文庫刊 2013年1月発行

 著者の名前で一瞬びくっとした。大学時代の研究会のメンバーだった友人と同姓同名だったから。本の後ろの著者紹介を見ると年齢が僕より5歳若いから、別人なのだけど。
 僕より若いけど生き方がしっかりとしていて、どういう経緯でこのような考え方を身につけることができたのでしょうか。

 恒例の気になるポイントです。

・「買わない」は、決してお金からの逃避ではなく、暮らしと人生をもっと豊かにするための、とてもクリエイティブな選択です。

・所得が多くても、暮らしの満足度の低い人、所得が少なくても、幸せに暮らしている人は大勢います。所得の多さは、必ずしも暮らしの豊かさと比例はしていません。

・料理の腕と、おいしく食べさせようという心意気がある限り、どんなに少ない材料でも、最高においしいものが作れるということでしょう。

・大切なのは、「買わない」そのことよりも、自分の身のまわりで、自分が作ったものを使うことで、毎日の暮らしが楽しく豊かになることだと思います。

・しかし、これは「買わない暮らし」の買い方です。買わない暮らしを志す人なら、そんなに忙しくなくてもいいではないですか。お金を使わない以上、時間までケチケチすることはありません。

・買わない暮らしとは、何も買わない暮らしではありません。「つまらないモノを買わない暮らし」なのです。ただ単に、何が何でもお金を使わないために買わないとか、買わないこと自体が目的ではなく、ほんとうに必要なモノ、本当に価値のあるモノを買うために、買わない。

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▽「モダンメカニクス世紀の発明大図鑑」 世界文化社刊 2013年12月発行

 1930年から1960年の米国の雑誌に掲載された「未来予想図」のイラストを集めた本です。
 自分も小学生の頃の読んでいた雑誌の巻頭カラーで、未来都市はこうなる、とか新しい未来乗り物を解剖図解、みたいなのをワクワクして読んでいました。このような’未来を想像するイラストは、アメリカの科学雑誌が元々の元祖で、日本でも戦中の1940年代にアメリカの雑誌をまねて、あのプラモデルなどの絵を描いていた巨匠小松崎茂画伯が、新兵器の絵を描いていたのだそうです。
 今の時代から見ると、現実になりえない非科学的要素が多々あったりするけれど、そのときにはこれができたら凄いと思わせる現実化しそうなイラストだったんですね。
 この本の中にはマリリンモンローがデビューする前の19歳、模型店で働いていたときの写真も掲載されています。みるとごく普通の女性です。セクシーさは感じられません。女性ってわからないものです。

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▽「WOHNTRAUME auf dem Land」


   
  図書館で、前に借りた人が返却した本が並ぶ本棚で、気になって手に取った本です。タイトルを見ても意味どころか、読めません。翻訳サイトで自動翻訳すると、「国の住居の夢」と変換されました。
  ヨーロッパの実際の住まいの写真集です。ドイツ語!?だから何が書いてあるか全くわかりません。日本の住まいの本は新築の綺麗な家だったりするけど、この本では自然の中の、古びた家具で、いわゆる「わび・さび」を感じるような、気持ちを落ち着かせる家たちです。

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▽「タモリ論」樋口毅宏著 新潮社刊 2013年7月刊
有名人タモリさんについて研究したことが書かれた本、と思って読んだら、ちょっと違っていました。
 僕の知らないタモリさんのことが多く書かれてはいるのですが、本のタイトルはタモリ論というのは大げさな気がします。「笑っていいとも!から見るタモリ」って感じがいいかなぁ。著者の幼いことから視聴している長寿番組「笑っていいとも!」から見たタモリや、タモリを入れたBIG3の明石家さんま、ビートたけしについて、著者の考えが書かれています。
 新潮社の新書ということで、もっと論文的なものかと勘違いしていた次第です。タイミングがちょうど「笑っていいとも!」の終了ということもあり、タイトルに「笑っていいとも!」を含めたほうが良かったのでは、と思います。

 そんな中、気になった部分を。

 北野武さんについて書かれた箇所。
「たけし自身、明治大学を中退して浅草の芸人の世界に飛び込んだ頃に、映画をまとめて見たとあちこちで語っていますが、無名の青春時代に観たフランス映画に、その後一生にわたっての影響を受けたようです。このへんはたけしも我々と同様で、思春期に遭遇した作品に、その後一生にわたる哲学や価値観といったものを決定付けられたのではないかと。」

 次はタモリさんの言葉。
「タモリさんは以前「いいとも!」の中で、「料理は家庭の中でできる最高にクリエイティブなことだ」とおっしゃっていましたけれど、(略)」

 そう、料理って考えるからなんか気持ちいいんだよね。僕も頭痛で辛いのに、夕食の準備を始めると、徐々に治っていくんだよね。料理は最高!、と最後に言って締めくくります。(タモリさんの昔の番組「今夜は最高!」をもじってます。)

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このどーしようもない、僕の読者感想文!?を読んでいただいている、友人に捧げます。いつもありがとう。

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