火曜日, 6月 29, 2010

[6/29 Tue] ▽スマイルのある世界

 このブログで厭なことを書き綴るのには抵抗がある。けっしていいことだけを書きたいからというわけではない。すごく厭なことを書くと自分のテンションが下がってしまうから。きょうはちょっとだけ’つぶやいて’みよう。
 
 妻の会社からのいきなりの解雇通告による退職について、会社側の誠意ある対応が行われていないようだ。僕は妻のお手伝い程度のことしかしてないけど、その対応で精神的に疲れてしまう。普通の人だったら争い事が好きって人はいないだろうけどね。時は3年前にさかのぼる。。。
 
 ちょうど3年前は自分が退職したときだった。会社の不誠実な対応で苦しんだ。三ヶ月分の給与未払い、退職金の就業規則分を支払わないなどが問題だった。労働基準監督署の協力のもと、会社への働きかけをした。でも会社側は退職後、一度も会うどころか、電話での会話も拒否された。会社は僕だけでなく、しだいに労働基準監督署の監督官の呼び出しや電話着信を無視するようになっていった。会社側の人間は、法を破っても、ウソをついても、人の気持ちを傷つけても、自分の財産を守ることを大事にするのだと痛感したのだった。 
 
 結局退職してから1年の年月が経過した。幸いなことにもっと辛くなるであろう裁判の訴訟になることなく、監督署は会社側の行動が不適切であることを認定し、国が立て替え払い制度で未払い分の支払をしてくれた。
 
 あの時訪れていた渋谷の監督署には労働トラブルを相談しに数多くの人たちが来ていた。僕はこういうことでもめるのは厭で厭でしかたがない。たぶんリーマンショック後の失業時代になって労働トラブルが凄い数になっているのではないかと思う。
 
 世界的にうまくお金が回らなくなったこの時代、特に人間同士の相手を思う気持ちが大切なのだと思うのだ。たくさんの笑顔で世界が包まれることを願いたいと思う。



P.S.  この文章を書き終わったとき、少しだけ話が進展する連絡があった。まだ結論には至ってないけど、少しでも多くの笑顔が増えることを祈りたい。

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