金曜日, 10月 15, 2010

[10/15 Fri] ▽ぎっくりその後 5 & ワクワクする魅力の軽自動車の歴史

 昨日は3つ先の駅にある図書館に行く。自転車ではまだ不安だったので車で。1時間ほど館内をうろついていて腰が痛くなった。座れば楽になる。ゆっくりしたかったのだけど、本を読もうとしても近くのものが見えず、2時間で切り上げて帰宅。本を借りてきて自宅でコンタクトを外して、のんびりと読書していた。
 
 今日はだいぶ良くなり、下着をはくにも、靴下を履くにも、立ったままできるようになり、腰の安定感が。しかし今朝9時に商店街まで歩いて行ってきたが、往復40分くらいだけど、腰、お尻、太ももに痛みがでる。
  
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 図書館から本を借りてきた。そのうち軽自動車関連の本の話。自分が軽自動車を保有したことで軽自動車の歴史に興味が出てきたからだ。
 「日本の軽自動車」(小関和夫/三樹書房)、「軽自動車 進化の半世紀」(桂木洋二/グランプリ出版) を読んでいる。面白くてたまらない。
 1950年代に軽四輪車、いわゆる軽自動車の国民車構想で始まるわけだが、元々は戦前に既に似通った案が出ていたとのこと。   

 軽自動車のトップシェアの争いもすごい。現在はダイハツ、スズキの二強による争いになっているが、4-50年前はこの二者はトップにはいなかった。
 量産タイプとして最初のシェアトップは富士重工。あのスバル360のヒットである。NHKプロジェクトXやドラマ「不毛地帯」でも取り上げられている。トヨタの傘下になったスバルは、今年軽自動車の自社開発をあきらめることになった。
 次に来たのはマツダのキャロル。マツダの最新技術の挑戦により作られた車。マツダも現在は軽自動車の自社開発はしていない。
 次はホンダのN360。本田宗一郎精神による車作りは大成功した。そのホンダも過去に10年間軽乗用車の開発から撤退していた。
 その後スズキのアルト、ワゴンRRの爆発的ヒットで鈴木自動車のNO.1が続くのである。
 これらの会社は皆、他とは違う技術を求める情熱ある会社ばかり。 
 昔軽自動車は車検は免除され、免許も簡易免許でよかったが、70年代に法改正があったとき登録台数がドーンと落ちこんだ。オイルショックや排ガス規制も追い打ちをかける。しかしその後は、小さな上下はあるものの右肩上がりで登録台数が上がっている。まだまだ将来性のある分野だ。
 軽自動車は決められた規格内で各メーカーは切磋琢磨して素晴らしい車を開発する。それは字数の決められた俳句のようでもある。制限された中での知恵は素晴らしい技術を産み出すものなのだと感じた。
 軽自動車で得られた技術は、今後の全ジャンルの車作り、そして全世界に向けたクリーンでエコな車開発に大きな力となると感じた。

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