日曜日, 2月 22, 2009

[2/22 Sun] ▽モヤモヤの中で考えた

 土曜、日曜と額のモヤモヤが発生していた。そう、前頭葉のあたりに靄(もや)がかかったような状態だ。花粉が影響を与えているのだろう。つくづく現在勤務していない状況に感謝する。もっと具合がひどくなれば、まともに他人様(ひとさま)に対してお金もらって、しっかり仕事なんかできやしない。思うとおりに自分が思考できないからイライラは募るばかり。歯痛と同じで他人にはそのどうしようもない辛さは理解できないだろうと思う。いま欲しいのはたわいもない会話かな。真剣に考えなくてはいけないような深ーい会話は、前頭葉には辛いのだ。
 つい今までNHKのNHKスペシャル「うつ病治療・常識が変わる」を見ていた。昨今うつ病患者が100万人いるといわれている。この複雑な社会で生きることで発病する原因と考えられる。しかしその治療法に関して日本での正しい治療法が確立されていないことも問題である。逆に間違った薬の投与により回復どころか悪化させたり、まったく治癒する治療になってない状況があるのも現実である。悪徳の医者はただビジネスのために大量の薬を処方して儲けを優先とし、患者のことは考えていない。
 うつ病を治すためには投薬だけでの治療ですむとは限らない。カウンセリングのよる心理士とのコミュニケーションも必要とされるが、現在健康保険が効かない状況もあるのだという。番組では2年前からうつ病の対策として国が中心とした治療活動をするイギリスを紹介していた。まずはカウンセリングによる問題点を洗い出すことから始めるのだ。医者がろくに患者の状況を聞くこともなく安易に薬を処方して、5分で「はい、終わり」ではいけないのだ。
 人とのコミュニケーション。それは大事なことなのに、今この社会はその必要なコミュニケーションがうまく取れない社会なのかもしれない。

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