土曜日, 2月 07, 2009

[2/6 Fri] ▽ワンダーフリーでMovie

  昨年から映画を毎月見ていたのでTカードのシックスワンダーフリー(6回映画を見ると1回タダで映画鑑賞)で映画『誰も守ってくれない』を見てきた。刑事物の映画だ。ただ刑事物といっても良くある刑事物とは視点が違う作品だ。映画を見ようとしたきっかけは大好きな志田未来さんが出演しているから。出演していたTVドラマ『女王の教室』で大ファンになってしまったのだ。
  作品は未成年の長男が殺傷事件で逮捕され、残された容疑者の家族に焦点をあてているのだ。暴力犯担当の勝浦(佐藤浩市)が容疑者の妹の沙織(志田未来)を保護するのだが、マスコミやネット社会による’攻撃’に追われるのである。いつも通りネタバレするので内容はココまでしか書かない。BGMの曲がとても高尚な感じだ。英国のボーイソプラノのユニット「リベラ」というグループの歌声だそうだ。この作品はモントリオール世界映画祭最優秀脚本賞を受賞している。あとで知ったのだが脚本の君塚良一氏は『踊る大捜査線』の脚本家だ。撮影も三脚を使わないで手でカメラを持って撮影しているので、臨場感のあるニュース報道の映像風です。(セミドキュメンタリーという手法だそうです)
  現実の社会でもこの映画で表現されているような容疑者家族に対する警察の対応があるのだろうか?やるべきことを淡々と処理していき、いきなり容疑者を持ってしまった家族に対しての優しさが感じれない。でも優しさがあっては逆に辛いのかもしれない。
  この作品がロードショーされる前にフジテレビで映画「誰も守ってくれない」の物語前のことをドラマ作品で放送していた。この番組を見ているとより一層登場人物(佐藤浩市をはじめまわりの人々)の設定がよく分かり映画が楽しめました。
 佐藤浩市の役の刑事の、’乱暴な’生き方も男としてカッコイイと思ったのでした。

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