木曜日, 1月 15, 2009

[1/15 Thu] ▽ありふれた台詞

 先週からフジテレビでドラマ『ありふれた奇跡』が始まった。山田太一脚本で連続ドラマは最後の脚本といわれている。いい!山田太一の脚本はいい。台詞の言い回しが普段の生活の感じがして好きだ。綺麗に台詞がまとまってなかったりして、作りものじゃないって感じがいい。
 僕が最初に山田太一作品を見たのは、高校生の時NHKでやっていた『男たちの旅路』だ。鶴田浩二主役で、水谷豊、桃井かおり、森田健作らが出演していた。見たあとその感動を日記に書いたことを覚えている。そのころ高校で隣の席の仲がいい秋山くんは山田太一氏の親戚だった。痩せていたがどことなく顔が、目のあたりが似ていた。その後大ヒットした『ふぞろいの林檎たち』があったね。リアルタイムで見なかったけど多摩川沿いで家が流されたドキュメントをドラマにした『岸辺のアルバム』も有名だ。山田太一氏の文庫本も何冊か読んだなぁ。
 とにかくドラマのほんわかした雰囲気、ゆったり流れる時間が好きなのである。

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