日曜日, 1月 18, 2009

[1/18 Sun] ▽めちゃくちゃに恐ろしいニュータイプ

 このところインフルエンザの新聞記事やテレビでのニュースをよく見る。今朝は町田市での集団インフルエンザ感染の報道があった。前日には「Aソ連型」が耐タミフルになっていて、タミフルが効かないという記事があった。
 そんな中、新学期が始まった学校から長女が「新型インフルエンザ予防マニュアル」という市販冊子をもらってきた。それを読むと、とにかく恐ろしいことが書かれている。
 新型インフルエンザは何十年毎に発生する。現在、鳥インフルエンザの強毒型、H5N1型鳥インフルエンザが遺伝子解析の結果、人に感染しやすいように変異しているのが確認されているのだ。この鳥インフルエンザは免疫機能がよく働く10代、20代の致死率が高いそうだ。今までの事例では全体で60%の致死率だという。厚労省の試算では日本の被害で死者は最大64万人とでている。シミュレーションでは一人の感染した日本人が海外から帰国すると、14日後には約35万8000人が感染するのだ。 たった2週間でこれだけ広がってしまうのだ。 もちろん新型のワクチンはそのウィルスが発生しないと製造できない。ウイルスの増殖を防ぐため感染したら速やかにタミフルやリレンザの抗インフルエンザ薬にて防ぐしかない。そして新型インフルエンザが流行したら、外出は控えなくてはいけない。行動計画例として市内で感染者を確認したら、お父さんは会社に泊まり込み、お母さんはパートを休業、子ども達は学校、塾は休むことになる。家には食料は2ヶ月分は用意した方がいいという。最悪、水道、電気、ガスなどのライフラインが止まる恐れがあるからだ。もし新型インフルエンザの感染の疑いが出たら、行きつけの病院へ行ってはいけない。保健所に連絡して指示を仰ぐことになる。
 新型インフルエンザをあなどるなかれ。転ばぬ先の杖をしっかりと準備しておいた方がよさそうだ。

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