月曜日, 9月 08, 2008

▽今日の朝刊から

 今日の朝刊を見た。一面に政府広報の広告がでていた。「自殺予防週間(9月10日~16日)」。自殺予防の内容だ。なぜこの一週間が予防週間なのかと思った。この時期って自殺が多いのだろうか? まだ例年と同じく残暑厳しいこの時期になぜ?
 何年か前にストレスからくる精神的な病気になったとき感じた。このまま行くと自分は自殺したくなる衝動が出てきそうだと感じて、自ら病院に行くことに決めた。健康なときは全く想像もできないことが、病んだ心身では普通に感じてしまう。不思議だ。このような症状はあくまでその人がバランスが崩れた心身のときに発生すると思うわけで、季節には関係ないと思うのだが。
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 話変わって、また食品偽装の事件が明るみに出た。食品に適さない汚染米が食品として使用された事件だ。このところ、食品偽装は次々に明るみに出ている。古い牛乳の使い回し、牛肉偽装、ウナギ偽装、期限切れ和菓子の再販売、高級料亭の食材偽装と使い回し、産地偽装の野菜、その他たくさん。
 経営者は悪徳な行為を行っても利益を求めなくてはいけないのか。その悪いことをやっている会社で働いている善良な労働者は、自分や家族の生活を守るために、悪いことを知りながら上からの業務命令に従う辛い仕事をしなくてはいけないのか。
 同じ今日の記事でグーグル社設立10年のことが書いてあった。日本一の企業トヨタ自動車とほぼ同じ株式時価総額の会社だ。グーグルが言った言葉。『悪事を働かなくても金儲けはできる。』 すべての人や会社が人を騙すことなく仕事ができればよいと思う。お年寄りを騙してでも稼ごうなんて思うのはもってのほかだ! 自分は騙されても人を騙すことはしたくない。

 <追記> 2008/09/10 =====
自殺予防週間は、昨年の閣議で決定したそうで、WHOの定める9月10日の世界自殺予防デーに因んで制定されたとのこと。ちなみに国内では1998年から10年間毎年3万人以上の人が自殺をしているのだそうだ。あまりの数の多さに驚く。

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