木曜日, 9月 30, 2010

[9/30 Thu] ▽スター?マル秘ギックリ報告 13

 ぎっくり腰が治るまで、このタイトルシリーズで書き続けることにしようと思う。今日も相変わらず痛みが走る。足がつった時のように腰に痛みが走ると、アイタタタタと体の動きが停止してしまうのです。そして筋肉がピクピクピクと震えているのです。


● ● ●                               そんな’不自由生活’状況の中、今日見たのは9/26にNHK E-TV(教育テレビ)で放送した「ハーバード大学白熱教室@東京大学 日本で正義の話をしよう」だ。
9月2日付のこのブログで
ハーバード大学でのサンデル教授の番組の話を書いた。その中で書いた東京大学安田講堂での1000人相手の講義の模様が放送されたのだ。
 日本でも白熱した討論が展開されていた。ものごとの考えをいろいろな方向から考える時間は楽しい時間だと感じる。この番組の中でのディベートによる思考対決の面白さは、サンデル教授の素晴らしい手腕によるものだとつくづく思う。番組の中で受講者がインタビューで話していた「サンデル教授はオーケストラの指揮者のようだ」と。その表現がその通りだと感じた。

 ディベートといえば今月中旬、長女は5泊6日の大学の英会話部合宿に参加。合宿のイベントのひとつ、1年生による英語でのディベートコンテストにチャレンジした。2グループに別れて「体外受精による出産は正しいか」という議題で討論された。この議題は日本語でさえ難しいのに、英語でのやりとりで討論するのは凄いなぁと思う。
 長女のチームはディベートの結果は敗北であった。しかしMVPというか個人表彰では、長女が優勝して賞状と副賞のかき氷器をもらってきた。なぜかき氷器なの?と思うものの、優勝したとは。本人も大変嬉しかったようで、満面の笑みでディベートの状況を話してくれたのであった。

 サンデル教授の東京大学の授業の中でも、学生達が日本語だけでなくスムーズな英語で話している姿は格好良かったなぁ。講義が終わりスタンディングオベーションが映し出されると、感動して目頭が熱くなった。
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  サンデル教授のインタビューのコメント
 『グローバルゼーションが貧富の格差を拡大しています。だからこそ公正な社会を模索するために平等と不平等についてディベートすることの必要性に皆気づき始めているのです。不平等の拡大は重要な正義の問題を定義します。そういう意味でも今日の社会で正義についてディベートすることは一層重要になっていると思います。』

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