水曜日, 3月 25, 2009

[3/25 Wed] ▽手に汗にぎる4時間

 昨日は一昨日と同じく午前10時から午後2時までWBCの試合を見ていた。この約4時間の間ハラハラドキドキのドラマを見せてもらった。イチローが座席に立つとイチローにあこがれて生やした自分の髭に触れてヒットを願った。
 今回のこのチームは全員が活躍していた。話によるとイチローがエンジンがかからないことで、他の選手たちが俺たちがイチローの代わりに頑張ろうじゃないか、イチローもその間にきっと調子が戻ると信じてプレーをしていたとのことだ。決勝トーナメントのためロサンゼルスに入ってから徐々にイチローはエンジンがかかってきた。そして決勝のそれも延長のイチローの打席で、見事にスーパースターとしてのドラマを作ってくれた。スーパースターは運も必ず引っ張ってくる。いや運を引っ張ってくるからこそ’SUPER’な輝くSTARなのだ。イチローが戦い終わって言った言葉『神が降りてきました』。誰よりも期待され、しかし成績が出ず、『個人的には想像以上に苦しみ、つらさ、痛みを感じた』とイチローは話した。どれだけ苦しかったか。自分を信じ、一生懸命ひたすら頑張った結果に、天からその様子を見ていた「神」は降りてきたのだ。優勝した後のイチローの笑顔は最高だった。僕は自分を信じる大切さをしっかりと受け止めた。
 今朝の新聞のコラムで「痛める貝にのみ真珠は宿る、といわれている。体内に入った異物を核にして、真珠は育つ。天才と呼ばれる人でさえ、過ちと悔いを核にして「痛み」のなかから成長することを、赤く潤んだイチロー選手の目に教えられた」と書かれていた。
 侍JAPANおめでとう!!

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