月曜日, 10月 13, 2008

[10/13 Mon] ▽食欲の秋

 今朝の読売新聞朝刊「くらし」面の記事。俳優の小沢昭一さんのインタビュー。79歳だそうで僕の親父が生きていれば今年の11月で80歳なので同じ世代の方だ。中学生の頃聞いていたAMラジオの夕方の番組でコーナーをやっていたので全く知らない人ではない。
 記事の中のインタビューで小沢氏は「(略)年を取ると、食い物に関心がなくなりました。何を食べてもまずくない。でも何を食べてもうまくないんです。」「しかし、塩せんべいだけは別。畢竟(ひっきょう。つまりの意)、おいしさとは郷愁ではないか、というのが私の考えです。子どものころ食べておいしかったものは、一生記憶に残る」と言っている。
 お袋の味と言うのも、幼い頃に食べたお母さんのおいしい料理を脳の中できちんと記録されていて、年をとってもおいしさの基準はその記録なのかもしれない。年をとると昔のことを昨日の事のように思い出すと言うことから、味に関してもそうなのかもしれない。となると親が子どもの、それも特に幼いときに食べさせる食べ物は、注意しなくてはいけないのかもしれない。
 我が家の子供たちはもう高校生だから、既に好む味は確定されているかもしれないが、「親父の味」っていうのを覚えてくれると嬉しいと思った。
 食欲の秋だから、いっぱい食べたくなります。ほどほどのしないとね。(^_-)

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