木曜日, 7月 17, 2008

パジェロ

 来年からアフリカから南米に砂漠ラリーのダカール・ラリー(通称パリダカ)は舞台を移しての開催になる。1983年MITSUBISHI MORTORSは発売されたばかりのパジェロが市販車部門で出場した。あれから25年の時がながれた。来年からラリーにはパジェロから新型ランサーでの出場になるのだそうだ。
 僕は翌年の1984年に初代パジェロを購入した。発売した年はまだ学生で喉から手が出るほど欲しかった新しいタイプの「ジープ」はバイト代では買えなかった。そして翌年就職して念願のパジェロを購入した。給与の大半がパジェロ購入のためのローンで消えた。でもすごく嬉しかった。世間ではまだ四駆はほとんど走っていなかった。自動車メーカーの区別なく、たまに四駆同士が道ですれ違うと仲間意識で手を挙げて挨拶をした。買ってすぐに能登半島まで足をのばした。まだ関越高速が全線開通していなかった。「下の道」を使って強行ともいえるような1日500kmを走るスケジュールだった。今考えると若かったなぁと思う。当時パジェロは物珍しく旅先の駐車場に止めていると、じろじろと見られた。その当時女の子に「何の車乗ってるの?」と聞かれて「パジェロだよ。」と言っても、女の子は「(?_?)」といった顔をした。その後の四駆ブームで「パジェロ」の名は有名になったのだが。
 車は時代と共に変わっていく。もうすぐ「地球に優しい」エコカーが主流となるだろう。小学生の頃からの車ファンの僕には楽しみな世界なんだ。

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